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サツマイモを収穫してから5週間たったある週末、倉庫のわきの、サツマイモの収穫を終えて、サツマイモのつるを捨てておいたところを見ると、まだ、いくつかつるの先端にサツマイモの葉が青々としているのを見つけました。 7-8mまで伸びたつるのほとんどはもう枯れているのに、もしかして、収穫していなかったサツマイモがあったのだろうかと思って、その若葉のある弦をたどっていくと、やはり芋にはたどり着かず、切って捨ててあった、すでに枯れてしまった弦で終わっていた。 ということは、弦に残った水分と養分だけでまだ残る命を燃やしていたということになる。 日本は実質的に敗戦していたのに、まだ全線で戦っていた北満や南方戦線の兵士を見る気持ちになってしまった。 で、あわてて、ネットを検索すると、サツマイモの弦はそのまま挿し木にすれば、やがてまた目が出て、来年度の作付に使える苗が作れるとありました。 で、その、まだなんとか生き残っていたサツマイモの弦の最先端の部分をいくつか集めて、挿し木にしてみたら、2週間ほどしたら、そのうちの何本からは、若葉の芽が発芽しているのがわかりました。 これって、結構感動します。 この芽がある程度の大きさになれば、その付け根の茎を少しのこして切って、また植えつければ、来年の作付用のサツマイモの苗が出来上がるわけです。 来年は、と言っては鬼に笑われそうですが、もう少し、ちゃんと地面を耕して、おいもちゃんがのびのびと育つようにしてあげようね、と、そっと、声をかけてあげたのでした。
一方、20個のナツメヤシの種からは、12本ほど発芽し、まっすぐに伸びた一枚目の葉が並んでいる。 これを来年の春に倉庫の狭い空き地に地植えすれば、7-8年後には生のナツメヤシが食べられるはずだけど、30mの高さまで育つこの木を植えるべきかどうか、すでに、悩んでいるところ。 まあ、そうなる前には自分がいなくなると思うけど、もしかして100歳まで生きちゃったらどうしよう。。。 あ、つまらないことを考える前に、もっと仕事をなんとかしなくちゃ。。。
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